2013年07月09日

コカコーラとブランド戦略2.0

先日のTV番組「カンブリア宮殿」は、世界最強の会社であるコカコーラ社の特集で、とても興味深い内容であった。
番組ではコカコーラの世界戦略の各地現場取材とともに、来日したCEOのインタビューも交えながら、彼らが何故100年以上も成功し続けられているのかを解き明かすことがテーマであった。
焦点は、多くの企業人が知る、コカコーラの最強のブランディング戦略と、地域に密着したローカル戦略の深耕方法についてであった。
同社叩き上げでCEOであるケント氏は、司会者の村上龍氏も後述していたとおり、古き良きアメリカのファーザー(日本語の父親とは微妙に異なると思う)然としており人間的にとても魅力的な人物であった。まさにコカコーラブランドを体現するような彼が語った、この二つのテーマはどれも多くの学びがあった。
とりわけ、私の仕事にも関係しているブランディングについては、次のような非常に印象的なコメントを述べていた。
「ブランドは今や『好きである』だけでは不十分な段階に入った。顧客に『ブランド愛』を持ってもらうまででなければならない。そのためにソーシャルメディアで顧客同士がブランドについて多いに語ってもらう状況でなければならない」

世界最高峰の知見をもつ同社のブランド戦略において、「ブランド愛」と「ソーシャルメディア」が鍵であることをCEO自らが強調することはとても重要な示唆であると思う。
ブランドパーソナリティという言葉があるが、今後はこのパーソナリティを中心に据えたブランド戦略というものが大切になってくるのではないか。
ブランド戦略2.0が動き出す予感が。
posted by [w] axis at 15:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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