2014年07月04日

サグラファミリアとブランディング

先日、取引先の方と商談していた際、「ブランドは継続ですよねー」という話を言われた。
彼は、営業関係の仕事をされているのだが、会社名だけでなく個人としてのブランド化についても最近は意識しているという。そのためブランディングということについて考える機会が増えているとのことなのだが、自身の体験からも、ブランディングするということはすなわち継続しつづけることだと思うようになったというのだ。
確かに、皇室御用達品で有名な和菓子メーカーの「虎屋」など、百年単位で事業を継続している企業や商品の多くはブランドとして確立されている場合が多いように思う。
当然、商品や事業に競争力や魅力があるからこそ、長年継続できているのであろうが、逆に長い年月継続させていくことに拘ることも、ブランド化できる一つの要素とも思われる。

そんなことを思い巡らせていた時、ふと欧州の町並みや、スペインの世界遺産である「サグラダファミリア」を思い起こした。
何世紀を経てもその景観を子々孫々に残し続ける欧州の都市計画は、近代化が進みその変貌が著しい東京都心の景観とは対照的で、その町並みの美しさによって世界中の観光客を引き寄せるし、欧州の有名都市の名前を聞くだけでその風景が頭に容易に浮かぶ。
また、サグラダファミリアは、建築家ダリが1882年にその構想が発表されたものの、130年以上を経て尚建設が続いているという、日本人の我々から考えれば途方もなく長い時空を渡り歩いている作品だ。先頃、やっと2026年には完成されるとの報道があったのだが、こういった欧州の歴史観が、ブランドという概念にとても深く関わっているように思えてしかたがない。
ランドーアソシエイツ社の創業者のウォルター・ランドーが、「Brands are createded in th mind」と言われたように、長く継続されることによって確かに心の中に刻まれれていく。

posted by [w] axis at 17:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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